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スタッフBlog

  • 2018年02月22

    災害研修

     初めて横須賀市助産師会で災害研修を開催いたしました。

    講師の吉田穂波先生のご提案で地域の母子に携わる職種の方も参加できるようにしてはということで保健師さんや保育士さんにも参加していただきました。

    助産師会の研修なので、いつも助産師を対象に考えていましたが、実際の災害の時にはいろいろな職種の方との連携は重要だと思いますので、今後も他の職種の方々ともこのような研修を開催していく必要があることを改めて感じました。

    また、研修の中では東日本大震災の時も熊本の震災の時も妊産婦さんや小さいお子さんを持つお母さんは健康な方とされ、支援が後回しになってしまったり、なかなかそのような方からの声があがらないかったなどの話を聞きました。

    そしてこれから自分たちが何をしていこうと思ったか、それによりどのような効果があると考えるかをシートに記入しました。このシートに記入しながら、考えることで漠然とした考えがまとまっていくような感じを受けました。

    この研修の中で「受援力」という言葉が出てきました。

    助けてほしいと声にだすことはどこか遠慮したり、恥ずかしいと思ってしまうことかもしれませんが、それが言えないことでつらい思いをするのであれば、やはり声に出せるようにしていくことは大切だと思います。

    特にお母さんや妊婦さんは率先して災害時は必要なこと、ものが言えることが大事だと思います。

    ですから、これから何かの機会があればこのようなこともお母さん方にお話ししていければと思いました。