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スタッフBlog

  • 最近のお母さんたちはとてもよく勉強しているので、初乳の大切さはご存知です。では初乳が分泌されるまでの間はどうすればよいでしょう。

    初乳の大切さは医療従事者もよく知っています。でも、病院・クリニック・助産院によっては赤ちゃんの体をあまり知らないというか、勉強してない医師や助産師・看護師が生後初めて赤ちゃんが口にするものは、糖水と思っています。だいたい、こういう人たちは8時間飢餓状態(何も水分補給をされない状態)で様子観察し、吐き気がなければ5%の糖水5㏄、そしてこれで哺乳意欲が認められれば次はミルク10㏄となります。まだ未熟で蛋白質など巨大分子を未消化のまま吸収するピノサイトーシス能をのこしたままの残したままの小腸壁細胞に牛乳蛋白のミルクを飲まされるのです。また、赤ちゃんの胃の生理的容量は生後1日目では2ml/㎏つまり3000g代で生まれた赤ちゃんの胃は6mlくらいが胃の容量なのです。生後1日目の胃の容量以上を生後半日もたたないうちに飲まされるのです。大人だったら食べ過ぎの状態を赤ちゃんの意思にかかわらず作られてしまうのです。また、初めて与えるものが5%糖水とでなければならないということも確固たる根拠はありません。

     赤ちゃんは3日分のお弁当と水筒をもって生まれてくるといいます。これは何を意味するのでしょう。多分 母乳が分泌されるのに3日くらいかかるということと、その間はあまり栄養をとる必要がないということです。赤ちゃんの喉を潤す程度のことで良いのです。

     母乳の研究が今少しずつ進んでいます。新発見される成分のはほとんどはヒトの子だけに役立つ種族特異性を示すものです。抗アレルギー物質も抗感染物質も母乳中にあってこそ人の子に有用なのです。これに似て成分がミルクに添加されていても、消化されアミノ酸として吸収され、これを材料に肝臓でヒトの蛋白質が合成されます。ヒトの蛋白質のような特異的効果は望めません。