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スタッフBlog

  • 科学技術の発達した現代では食品の開発もかなり進化しています。先日、姑の介護用品を買いに行ってビックリ!レトルトパウチの介護食がメニューも硬さもいろいろ充実していました。介護食もこんな感じですから、ミルクなんぞはとんでもなく母乳に近いのでしょうけど、おっぱいには到底 太刀打ちできません。

    カロリー的には問題ないでしょう。もしかしたら、ミルクのほうがこの点では優っているかも…。栄養価もあまり変わらないと思います。おまけに母乳だけではビタミンkツーが不足します。「エ~!ミルクのほうがいいじゃん!!」と思われた方もあるかもしれません。でも、母乳育児にはもっと大切なメリットがあるのです。

    母乳が持つ栄養学的・免疫学的メリットはみなさん十分ご存じだと思います。しかし、母乳を長く続けるほど赤ちゃんにもおかあさんにもより効果的ということはあまり知られていません。母乳のメリットで初乳を飲ませると、生まれてしばらくの間、赤ちゃんは多くの病気から守られます。実はその後も、糖尿病、潰瘍性大腸炎、肥満、生活習慣病から守ってくれます。この効果は母乳育児の期間が長いほど強くなります。母子関係にも母乳育児は大きな良い効果が得られています。おかあさんサイドのメリットもあります。閉経前の乳癌、卵巣癌を少なくする効果があります。また、高齢になってからの大腿骨骨折も少なくなります。これらの効果も母乳育児を長く続けるほど強くなります。

    それに、すごく経済的。ミルク代って思った以上にかかるそうです。私は100%母乳で育てたのでその出費がどのくらいか分かりませんが、ミルクで育てた友人の話では結構な出費だったそうです。何より、子育て中はご夫婦が若いので旦那さんの給料も一般的にはそんなに高くありませんよね。母乳育児の場合、こだわってオーガニックの食材でバランスの良い食事を作ってもミルクの出費ほどではないと思います。

    そしてお手軽。外出の時も特に荷物はいらないし、夜間やお母さんが疲れた時などは添い乳で授乳できます。寝たままの姿勢なので楽です。ただし、早期新生児の間は自分勝手に添い乳すると乳頭に傷を入れる原因になることがあるので分娩施設で指導を受けながら添い乳しましょう。ここできちんと覚えておけば退院後はバッチリです。

    と、こんなメリットがあるので母乳栄養を勧めています。