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スタッフBlog

  • 都市部の保育園問題が、度々問題にされています。メディアも待機児童の問題が解決されれば少子化問題は止められるような報道をしています。はたしてそうでしょうか?保育園が充実されれば少子化がくい止められるのでしょうか?最近は核家族かが進み、また若い祖父母世代は共働きが多くなっています。また、育児を新米のパパとママだけで頑張っているご夫婦も増えてきています。日本はまだ夫が育児休業を長くはとれません。となると新米のママがまだまだ安静が必要な時期に体を動かさなくてはいけません。

    なぜわざわざ“産褥期‘’という言葉を昔から使っているのでしょうか?産褥期は妊娠・分娩で変化した内分泌(ホルモン)やからだの変化を妊娠前に戻す大切な時期です。この時期にはできる限り安静が必要で、過度に体を動かしてしまったり体を冷やしてしまうと体調不良が長く続いたり、からだの臓器が正しい位置に戻らなかったりします。これが昔からいう血の道症です。

    おばあちゃんになられた方が産褥期のお世話ができるように勤務先を休めるならよいですが、なかなかそうもいかないようです。双方の実家の事情で実家を頼れない若い夫婦もいます。そうなるとママは必然的に退院後すぐに家事育児に動かなくてはなりません。疲れても誰もすぐには助けてくれません。自治体によってはそういう親子を受け入れて色々お世話をしてくれる施設もありますが、そんなに多くはありません。産褥入院を受け入れている分娩施設や産褥期に訪問してお世話をしてくれる会社やNPO法人もありますが一般サラリーマンの家庭が長期間利用するには単価が高いのが現状です。先日もクライアントさんに居住地のそういう会社やNPO法人を紹介したら「ワアッ!結構なお値段しますね、たまになら利用できるかもしれないけど勇気が要りますね」とおっしゃっていました。

    子育て期間が終わってしまえば、「よく頑張ったな」と思えるかもしれませんが、疲れきって育児をして次の妊娠を積極的にのぞもうと思えるでしょうか?現代は誰もが産褥期にゆっくり安静がとれるような支援をしなければ少子化問題は解決しないのではないでしょうか。