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スタッフBlog

  • 2015年02月18

    断乳と卒乳

    断乳は親の都合で母乳栄養を止めること。そこに、赤ちゃんの意志はありません。

    卒乳は親子で母乳栄養を止める時期を決めること。そこには、赤ちゃんの意志の尊重があります。勿論、お母さんが母乳をあげるのが苦痛ならば赤ちゃんにその事を伝えて断乳するのはかまわないと思います。

    でも、「次の子を妊娠したから」とか「もう1才になったから」とか言う理由で母乳栄養を止める必要は無いのです。

    母乳栄養をあまり勉強してない医師や助産師、看護師は母乳栄養中に妊娠が分かると「流産する可能性があるから母乳は止めてください」と言います。何も流産兆候が無いのなら母乳栄養は続けても構わないと思います。流産兆候が出てから、例えば出血したりお腹が痛くなってから断乳してもよいでしょう。私見ですが、母乳栄養だろうがミルクだろうが流産するときは胎児が妊娠継続に耐えられないか「お母さん動きすぎ!お腹に僕(私)が居るのだから少しゆっくりして」等サインを送ってくれているのです。

    調乳メーカーから派遣されている栄養士さんは「1歳過ぎてもおっぱいをあげていると乳児食を食べないので栄養不良になるから母乳は止めたほうがいいです」と指導することも少なくありません。でも、1歳くらいになるとたぶん寝る前におっぱいをあげるくらいになっていると思います。乳児期の寝る前のおっぱいはお母さんと赤ちゃんがお互いを集中して感じることができる大切な時間です。それに、メーカーの栄養士さんはフォローアップミルクの売上に貢献しなければいけませんから...。

    私はストレスから乳腺炎になるタイプでした。上の子を出産してからは独身時代に勤務していた病院の臨床指導者が開業しいたのでそこに通っていました。特に断乳したわけではないのですが二人とも1歳3ヶ月くらいで卒乳しました。下の子が生まれてそこに初めて行ったとき「上の子はまだ母乳飲ませてる?」と聞かれたので1歳3ヶ月で卒乳したことを伝えると「えー‼なんでそんなに早く止めたの?3才くらいまで母乳はあげていいでしょう。私と一緒に仕事しててそんなことも分かってなかったの?」と叱られました。でも、私は断乳したわけではなく、本当に親の私があっけにとられるくらい1歳3ヶ月になると、気が付けば子どもがスヤスヤ眠っている状況でした。私はもっと母乳育児を続けたいと思ったくらいです。私の場合は、子供に断乳されました。子供が私の性格を知っていて「ここいらへんでおっぱい止めないと母ちゃんが甘える親になる。ここで厳しくしとかないと...。」と思ったのかもしれません。

    特にお母さんが母乳育児が嫌ではなく、病気もしていなければ断乳ではなく、卒乳にしましょう。