助産院マップ | 助産院でのお産や自宅出産 おっぱいケア・育児相談などをご希望の皆様へ

スタッフBlog

  • 最近、赤ちゃんや幼児の骨形成不全が増えてきているそうです。栄養不良と日光浴不足が関係しています。「日本で栄養不良?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、現代は食生活が乱れている方が増えているように感じます。保健指導 特にあまり体重の増えない方や、反対に増えすぎる方に食生活を聞いてみると、スナック菓子や麺類のみ、あるいはパンが主食になっています。しかも副食なし、麺だけとかパンにバター(あるいはマーガリンやジャム)を塗っているだけ。炭水化物のみの食事とか、生野菜しか食べていない方がいます。日本では、「食べたくても食べることができない」ことからくる栄養不良ではなく「食べることはできるのに食べていない」ことからくる栄養不良なのです。結果骨をつくるための栄養(カルシウム)が赤ちゃんには届かない。妊娠中に偏った食事をしていた方がお産後にバランスの取れた食事をとれるでしょうか?母乳で育てているお母さんはそれなりに気をつけていらっしゃると思いますが…(*_*;

    また、カルシウムを体内に取り込むにはビタミンDが必要です。日光浴はビタミンDの合成を促します。紫外線が皮膚がんにつながることへの心配から外出を過度に避けたり、外出の際には日焼け止めクリームを塗ったりと、紫外線を避けすぎる傾向があります。

    せっかく、完全母乳で育てたいと頑張っていても、子供の骨の形成不良やクル病などでミルクを足すことになりかねません。お母さんの努力を無駄にしないためには、バランスの取れた食事を摂り、赤ちゃんには外気浴をさせましょう。

    お母さんのためにも外気浴は良いことがあります。日光を浴びるとセロトニンという脳内ホルモンが作られます。セロトニンは体内時計や自律神経を正常な状態にするのに重要です。ストレスやうつ状態を防ぐためにも日光は大切です。

    ビタミンD、セロトニンともに、日本という国の位置からして、夏は日陰で30分過ごせば、平均的な食生活で摂るビタミンDと合わせれば十分であり、セロトニンの分泌量も問題はないそうです。詳しくは、国立環境研究所の「太陽紫外線による健康のためのビタミンD生成と皮膚への有害性評価」を参考にしていただけると良いかと思います