よくあるご質問

  • 母乳の出が悪いので、マッサージを受けたほうがよいのでしょうか?

    乳房マッサージをすることで、乳房の血流・リンパの流れが改善され、母乳分泌をよくすることが期待できます。また、赤ちゃんにとっても飲みやすい柔らかな乳房・乳頭になるため、哺乳量が増えます。

    お母様がご自分の母乳の出が悪いと感じる理由も、教えていただきたいです。

    例えば、おっぱいが張らない、乳房が小さい、赤ちゃんの体重が増えない、飲んでもすぐ泣く、家族から赤ちゃんが泣いているのは母乳が足りないからといわれるなど、お母さん側・赤ちゃん側の理由、周囲の方々の意見など、母乳の出が悪いと感じさせる理由はたくさん考えられます。

    相談室では、お母様のお話を十分にお聞きし、お母様が感じている問題を一緒に解決できるようケアいたします。

  • どうしておっぱいが詰まるのでしょうか?

    母乳は乳房の奥の乳腺で作られ、乳管を通って乳頭にある排乳口へ運ばれます。この乳管は、絹糸くらいのとても細い管です。何らかの要因で濃くなったおっぱいは流れにくく、流れが滞ることでさらに通り道がせまくなってしまい、最後には乳管が詰まってしまうことになります。出口のなくなった乳汁は乳房内にたまって、詰まりやしこりなどのトラブルを起こします。相談室では、桶谷式マッサージを行い、おっぱいの詰まりを治します。

    トラブル予防の第一は、赤ちゃんにしっかりおっぱいを飲んでもらうことです。寝過ごしたり、授乳間隔が空きすぎたりして、おっぱいを乳房内にためないことです。また、食事の偏り、お母さんの疲労、赤ちゃんの遊び飲みなども、おっぱいを詰まらせてしまう要因になります。また、白斑といって排乳口(乳頭上にある乳汁の出口)が白く見えることがあります。白斑ができると乳汁が出にくくなり、おっぱいの詰まりやしこりを繰り返すこともあります。 乳腺の詰まりは、痛みや不快感があり、お母さんにとっては辛いことです。マッサージを受けながら、生活全般を見直し整えていくとよいでしょう。

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